2017年03月07日

米雇用統計

米雇用統計とは、米国労働省(U.S. Department of Labor Bureau of Labor Statistics)が毎月発表する、米国の雇用情勢を調べた景気関連の経済指標の事です。

全米の企業や政府機関などに対してサンプル調査を行い、10数項目の統計が発表されます(失業率、非農業部門就業者数、建設業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数、金融機関就業者数、週労働時間、平均時給など)。

雇用情勢の推移は、個人所得・個人消費などにも関係し、また今後の景気動向にも大きな影響を与えます。


この統計の中でも「非農業部門就業者数」と「失業率」の2項目が特に注目されていて、FOMC(連邦公開市場委員会)の金融政策の決定にも大きな影響を与えると言われています。


為替や株のトレーダーにとって、米雇用統計の発表は一大事であり、最大の経済指標と言われており、数字の推移に関係なく変動する場合も多く、イベント化していると言えます。

よく、ジブリ映画の放送日に為替相場がよく動くという現象がありますが、これは、ジブリ映画が「金曜ロードSHOW!」で放映されるため、米雇用統計の日と重なることが多いためです。


この米雇用統計の発表スケジュールは「第一週の金曜日」(夏時間:日本時間午後9時半、冬時間:日本時間午後10時半)に発表されると覚えておけばよいのですが、実際には年に一回程度は、今月(2017年3/10)のように第二週の金曜日に発表されることもあります。

いったいどういう条件が揃えば第二週に発表されるのかと調べてみました。

「労働統計局は12日を含む基準週が終わってから3番目の金曜日8:30(東部時間)に速報値を発表します。」

週の初めは日曜日との考えを前提に、12日が土曜日の場合には週末なので、次の金曜日(18日)が1番目の金曜日となりますが、12日が日曜日の場合には週初めなので、次の金曜日(17日)は基準週内の金曜日として除外され、その次の金曜日(24日)が一番目の金曜日となるようです。

先月(2017年2月)のカレンダーが、まさに12日が日曜日の場合となっています。

基準週の金曜日+14日の日が存在すれば、その月の内に2番めの金曜日があることになりますから、翌月の第一金曜日が発表日となりますが、存在しない場合には、翌月の第二金曜日が発表日となります。

12日が日曜日の場合、基準週の金曜日が17日となり最も大きな値となります。

この日に14日足すと31日ですので、月間31日ある月(1,3,5,7,8,10,12)の翌月の発表日は、必ず第一金曜日となります(もっとも、1月の第一金曜日が3日までの場合には、発表は第二金曜日となるようです)。

3月の発表日は第二金曜日となることが多いのですが、それは2月の月間の日数が少ないため基準週の金曜日+14日が存在しない場合が多いことによるものです。


posted by Dr.D at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | FX基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。