2016年08月06日

仲値

仲値(なかね)とは、銀行などの金融機関が顧客との外国通貨(外貨)取引の際の基準レートのことです。
TTMとも呼ばれています。TTSとTTBの中間値が仲値になります。
TTSとは、銀行から外貨を購入する時のレートで、TTBが銀行に外貨を売る時のレートになります。

刻一刻と動く為替レートを、取引のたびに銀行に問い合わせていては大変なので、どこかのタイミングでその日の取引レートを決めてしまおうということで仲値という制度ができました。

この仲値が決まる時間が、日本時間の9時55分です。

その日一日の基準となるレートとなるため、仲値が発表される10時前に、為替相場が動くことがあります。
一般的に9時55分頃の仲値レート決定時間にかけてドル買いが強まる傾向があります。

銀行の立場から考えると、理由がわかります。
銀行は、仲値(AM9:55の為替レートを基準にしている)で丸1日取引をしなければなりません。

銀行が利益が上がる状態とは、より安いレートで米ドルを調達し、ドル高の状態で仲値が決まることです。
それにより銀行にとって、その1日のトレードが有利となります。
したがって、銀行は、AM9:55になる前の安い状態で大量に米ドルを仕入れるのです。

結果として、AM9:55の為替レートを基準にしている仲値は円安ドル高になる可能性が高いです。

仲値で決定された取引レートは、その後、余程大きな為替変動がない限り、その日一日の間適用されることになります。
仲値から1円以上の変動があった場合には、仲値は【公表停止】となり、改めて仲値の決定が行われます。


posted by Dr.D at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | FX用語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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